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Y 筋肉痛,腰背部痛 101H30 73歳の女性。強い背部痛を主訴に来院した。背部痛は自宅で軽くしりもちをついたときに出現した。腹部の疼痛はなく,下肢の動脈拍動に異常はない。胸腰椎移行部に強い叩打痛がある。血清生化学所見:ALP 280IU/l(基準 260以下),アミラーゼ 150IU/l(基準37~160),Ca 9.1mg/dl,P 3.5mg/dl。CRP 0.5mg/dl。 考えられるのはどれか。2つ選べ。 a 胸部大動脈解離 b 急性膵炎 c 化膿性脊椎炎 d 転移性脊椎腫瘍 e 脊椎圧迫骨折 × a × b × c ○ d ○ e 正解 de 診断 脊椎圧迫骨折 100I9 17歳の男子。殿部の痛みを主訴に来院した。2日前運動後,左殿部に痛みを自覚し,その後同部に腫れも出現した。意識は清明。体温 36.2℃。脈拍 84/分,整。血圧 116/72mmHg。左殿部は硬く腫脹し,圧痛を認める。血液所見:赤血球 375万,Hb 11.2g/dl,Ht 35%,網赤血球 42‰,白血球 6800,血小板 38万,プロトロンビン時間 11.0秒(基準対照 11.3),APTT 56.0秒(基準対照 32.2),フィブリノゲン 220mg/dl(基準 200~400),血清FDP 12μg/l(基準 10以下)。血清生化学所見:総蛋白 7.6g/dl,尿素窒素 12mg/dl,総コレステロール 160mg/dl,トリグリセライド 110mg/dl,総ビリルビン 1.8mg/dl,ALT 28単位。CRP 0.3mg/dl。 この患者で最も考えられる症候はどれか。 a 出血傾向 b 易感染性 c 運動麻痺 d 間欠性政行 e 過粘稠度症候群 ○ a × b × c × d × e 正解 a 診断 APTT延長を呈する先天性凝固異常 100I33(試行問題) 45歳の男性。発熱と筋肉痛とを主訴に来院した。1か月前から37℃台の微熱が出現し,徐々に運動時の筋肉痛と階段の昇降困難とがみられるようになった。眼瞼に浮腫状の紅斑を認める。大腿四頭筋生検H-E染色標本を別に示す。 この疾患でみられるのはどれか。2つ選べ。 a 抗Jo-Ⅰ抗体高値 b 抗アセチルコリンレセプター抗体高値 c 尿中クレアチン増加 d 食道蠕動運動低下 e 神経伝導速度低下 ○ a × b ○ c × d × e 正解 ac 診断 皮膚筋炎
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キュルケ「はぁーい、皆おはよう♪ 今日の授業は……」←色気過剰なポーズ プッチ「…………」←ホモ ソルベ「…………」←ホモ ジェラート「…………」←ホモ ヴァニラ「…………」←ホモ キュルケ「……て、手強い!」 タバ茶「くそみそテクニック味」出た!
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H 体外衝撃波結石破砕術〈ESWL〉 101H50 32歳の男性。左側腹部痛,微熱および肉眼的血尿を主訴に来院した。前日,直径2cmの左腎結石に対して,体外衝撃波結石破砕術〈ESWL〉を行った。 最も考えられるのはどれか。 a 腎破裂 b 腎動静脈瘻 c 腎盂腎炎 d 尿管損傷 e 破砕結石尿管嵌頓 × a × b × c × d ○ e 正解 e 診断 ESWL後の破砕結石尿管嵌頓
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G 糖尿,高・低血糖 102E61,102E62,102E63 次の文を読み,61~63の問いに答えよ。 68歳の女性。複視を主訴に来院した。 現病歴: 1か月前から物が二重に見えるようになった。同じころから上の方を見上げると,右目に異物があるような感じがするようになった。眼科を受診したところ,視力に異常はないが眼底に出血があると言われた。脳神経外科で受けた頭部MRIでも異常がないと言われた。症状が良くならないので,精密検査を希望して来院した。 既往歴: 10年前から糖尿病で内服薬を服用している。 現症: 意識は清明。身長 158cm,体重 56kg。体温 36.2℃。脈拍 72/分,整。顔面の発汗に左右差はない。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦,軟で,圧痛や抵抗を認めない。起立・歩行障害はない。四肢に不随意運動はなく,頭痛,失語・失行・失認および項部硬直を認めない。正面視における顔の写真を別に示す。 検査所見: 尿所見:蛋白(-),糖 2+。血液所見:赤血球 429万,Hb 13.6g/dl,Ht 41%,白血球 6000,血小板 27万。血液生化学所見:空腹時血糖 146mg/dl,HbA1c 6.8%(基準 4.3~5.8),総蛋白 7.4g/dl,アルブミン 4.5g/dl,尿素窒素 13.0mg/dl,クレアチニン 0.5mg/dl,AST 19IU/l,ALT 24IU/l,Na 141mEq/l,K 5.1mEq/l,Cl 103mEq/l。CRP 0.1mg/dl。 61 右目にみられる症候はどれか。2つ選べ。 a 眼球突出 b 眼球陥凹 c 眼瞼下垂 d 眼球外転 e 縮瞳 × a × b ○ c ○ d × e 正解 cd 62 既往歴や体質について質問をしていたところ,次のような発言がみられた。 医原性の症状はどれか。 a 「埃っぽいところで作業をすると,すぐ鼻水が出てきます。一度出始めると作業を離れても4,5日間続くので困ります」 b 「映画館で足を組んで夢中で映画を見ていたら,上にしていた方の足が数日間つまずくようになったことがあります」 c 「6か月前に老人会で旅行に行きました。昼食の食べ物にあたって,吐いたり下痢したりで大変でした」 d 「病院の読み聞かせボランティアに行っていますが,行くと決まって声がかすれてしまいます」 e 「食事が遅くなると,手が震えたり,動悸がしたり,冷や汗が出たりして大変です」 × a × b × c × d ○ e 正解 e 63 異常を認める可能性が高いのはどれか。2つ選べ。 a 聴覚 b 嗅覚 c 味覚 d 痛覚 e 振動覚 × a × b × c ○ d ○ e 正解 de 100I31(試行問題) 47歳の男性。意識消失を主訴に来院した。3年前から2,3か月に1度,空腹時に冷汗と脱力感とをきたす発作があった。食事をすると症状は改善する。1年前からは発作の頻度が増し,発作の時に呼び掛けに応答しないこともある。脈拍 76/分,整。血圧 142/82mmHg。血清生化学所見:空腹時血糖 30mg/dl,総蛋白 7.6g/dl,尿素窒素 12mg/dl,総コレステロール 192mg/dl,AST 28単位,ALT 22単位,Na 142mEq/l,K 4.2mEq/l,Cl 102mEq/l,Ca 8.6mg/dl。 この疾患でみられるのはどれか。 a 肥満 b 起立性低血圧 c 上腹部痛 d 水様下痢 e 徐脈発作 ○ a × b × c × d × e 正解 a 診断 インスリノーマ
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誘惑! 微熱があるなら濡れタオルで頭を冷やせ 右手の痛みでルイズは目を覚ました。 「うっ、うーん……」 何で痛いのかその理由したを思い出して、ルイズは右手を見た。包帯でグルグル巻きだ。 「…………」 昨晩、承太郎が帰ってきて、喧嘩して、承太郎に枕をぶつけてやろうと持ち上げたら、 右手の怪我がすごく痛んで、承太郎が愚痴を言いながらも薬を塗り包帯を巻いてくれた。 その後、承太郎の持ってきてくれた夜食を左手で食べてから、眠った。 ルイズは視線を横に向けた。 ギーシュの部屋から持ってきたソファーに承太郎が寝そべっている。 眠っているのか起きているのか、学帽が目を隠していて解らない。 「……本当は優しい奴、なのかな」 誰にも聞こえないよう小声で言ってみる。 でも外見は怖い。身長は2メイル近くあって、ルイズより40~50サントも背が高い。 肩幅も広く、筋肉もしっかりついていて、首も太い。声も低くて怒鳴るとすごく迫力がある。 自称、異世界から来た男。黒い帽子と黒いコートと黒いズボンの変な奴。 それを信じさせるような『凄まじいパワーの腕』を出す、魔法ではない不思議な能力。 無愛想で、厳しくて、でも、ちょっとだけ優しいところもある。 「むぅ~……」 今まで周りにいなかったタイプの人間。 平民で使い魔だけど、貴族でご主人様の自分と立場が逆転するほどの力強さを見せる男性。 (だから何だっていうのよ) とも思う。思うけれど……。 「じょ、ジョータロー……。もう起きてる?」 呼びかけてみるのに、少しだけ勇気が必要だった。 「……ああ、起きてるぜ」 「そ、そう」 「目を覚ましたんなら……右手の包帯を新しいのに交換するんだな、薬を塗って……」 「片手じゃやりにくいわ。手伝って」 「……やれやれだぜ」 使い魔になる気は無いとか言っておきながら、賭けに勝利しておきながら、 こうして部屋に戻ってきて、包帯の交換だってしてくれる。 いい奴なのか、ヤな奴なのか、よく解んない。 でも悪い奴じゃない。 「ねえ、ジョータロー」 「今度は何だ」 「顔を洗うの手伝って。それから着替えも」 「ガキじゃねーんだ、それくらいてめーでやりやがれ」 承太郎はルイズに背を向けて、部屋から出て行こうとした。 「手が痛いのに……」 しかしルイズが呟くと、承太郎がドアノブを握って立ち止まる。 「……洗濯はやっといてやる。洗濯物はその辺にまとめときな」 「え?」 なんで洗濯だけ、という質問をする前に承太郎は部屋から出て行ってしまった。 使い魔になる気が無いのは間違いなさそう、だから身の回りの世話なんてしてくれない。 でもなんで洗濯だけ……。 ルイズは自分の右手を見た。 顔は、左手だけでも洗える。着替えは、両手を使うけどちょっと右手が痛いだけだ。 洗濯は、魔法が使えないから両手で洗わなきゃならない。 「あっ、そうか……」 さすがにこの右手で水洗いは沁みるだろう、痛いだろう、つらいだろう。 だから承太郎は洗濯だけやってくれるって言ったんだ。 「やっぱりいい奴……かな」 承太郎への評価をいい方向へ改めて、ルイズは朝の支度を整えた。 部屋を出た承太郎は、視界の端に赤い色を見つけて振り向いた。 キュルケのサラマンダーがじーっと承太郎を見つめている。 「よう、俺に何か用か?」 「きゅるきゅる」 フレイムは挨拶するように鳴くと、どこかへ行ってしまった。 いったい何をしたかったのかよく解らなかったが、 承太郎はとりあえず朝食に向かうのだった。 「ねえ、ジョータローは来てない?」 食堂でルイズに声をかけられたのは、 今のところルイズの次に承太郎に深く関わったギーシュであった。 「や、やあルイズ。おはよう」 「質問に答えなさいよ、ジョータローを見なかった?」 ルイズの口調は冷たく、まだ先日の錬金の件を怒っていると伺えた。 「いや、今日はまだ見てないけど……」 「そう」 それなら用は無いとばかりにルイズは背を向ける。 やっぱり相当怒っているようだ。 「でも、居場所には心当たりがあるよ」 ルイズが振り向く。表情は承太郎の真似でもしているのかひたすら無表情だ。 「どこ?」 「それを教える前に聞いて欲しいんだ。先日の件なんだが……君に謝りたくて」 「私はジョータローの居場所を聞いてるの。それ以外の事は壁にでも話してなさい」 「君が怒るのはもっともだ、貴族の名誉を傷つけてしまった……。 だから、君に謝罪したいんだ。僕にして欲しい事があったら言ってくれ」 「なら質問に答えて。ジョータローはどこ?」 「……ジョータローなら多分厨房にいる。 どうやら食事は厨房の連中から直接もらっているらしくてね」 「そう」 ルイズは今度こそ用無しとばかりにプイッと背を向け、食堂を出た。 その背中を見送って、ギーシュは溜め息をつく。 ――と、ギーシュの友人達が話しかけてきた。 「ギーシュ! お前、モンモランシーに振られたからってゼロに手を出してるのか?」 「おいおい、いつからそんな趣味になったんだよ。ゼロのルイズなんかやめとけって」 うんざりとした口調でギーシュは前髪を掻き上げた。 「誤解しないでくれたまえ、僕は別にルイズとは……」 ドボドボドボ。と、ギーシュの頭にワインがかけられる。 相手が誰なのか何となく予想がついて、ギーシュは後ろを向いた。 香水のモンモランシーが眉を釣り上げてワインのビンを逆さにしていた。 「も、モンモランシー。君まで誤解しなくても……」 「この女ったらし!」 そう怒鳴るとモンモランシーはプイッとそっぽを向いて自分の席へ戻っていった。 ギーシュはハンカチでワインを拭きながら、呟く。 「やれやれだね……」 誰かさんの口調が微妙にうつっていた。 「……てな訳で、昨日撤回したばかりだってのにすまねえが……。 ルイズの服の洗濯をしばらくの間頼まれてくれると助かる」 「ジョータローさんの頼みじゃ仕方ありませんね」 「それはそうと今日の料理は一段とうまいな。本当に残り物か?」 「あ、いえ、実はそれ私が作ったんです」 「ほう、やるじゃねーか。丁寧に料理したってのがよーく解るぜ」 厨房の隅でなごんでいる承太郎とシエスタ。 それを窓から見ているルイズとフレイム。 「あの使い魔……ギーシュだけじゃなくメイドまで味方につけてたなんて」 「きゅるきゅる」 「それにしても何なのよあのくつろいだ表情は! 私の前じゃあんな顔全然、ちっとも、微塵も見せないくせに!」 「きゅるきゅる」 「生意気だわ使い魔のくせにメイドのくせに。 ちょっと強いからっていい気になって……」 「きゅるきゅる」 「ギーシュなんて所詮ドットクラスのメイジじゃない。 それにギーシュは馬鹿だしマヌケだしキザだし二股だし勝負の邪魔したし……」 「きゅるきゅる」 「って、ひゃあっ!? 何でキュルケの使い魔が隣にいるのよ!」 ルイズは隣で一緒に承太郎の様子を見ていたフレイムにようやく気づき、 仰天してひっくり返って後ずさった。 一方厨房の中では。 「あの、ジョータローさん。ミス・ヴァリエールが外で騒いでますが?」 「知らんぷりしてりゃあいいんだよ、ほっときな。 しかしキュルケの使い魔……フレイムがいる理由がよく解らん」 承太郎の様子を見に行っていたせいで朝食を半分しか食べられなかったルイズだが、 それでも真面目に授業を受けて、なぜかがやけに絡んでくるモンモランシーに辟易とし、 結構疲れた状態で授業を終えて自室に戻った。 承太郎の姿は無い。どこにいるんだろう、と思い窓の外を見てみる。 学院で一番高い塔の天辺で何かが動いた気がしたけど、 鳥か何かだろうと思ってルイズは気にも留めなかった。 学院で一番高い塔の天辺に承太郎は立っていた。 目的は学院周囲の地理を知る事。手にはギーシュに用意させた地図を持っている。 「さすがに月がふたつあると……夜でもなかなか明るいぜ」 スタープラチナの『目』で360度見渡し、街や道や山や森や湖などの位置が、 地図と完璧に一致している事を確認する。といっても地名までは読めなかったが。 「街までは歩いていく距離じゃねーな……交通手段は馬の類か? 明日シエスタあたりに聞いてみるか……」 地図を折って学ランのポケットにしまった承太郎は、 無断で登った塔の外壁を軽やかに飛び降り、スタープラチナの足で着地する。 DIOとの壮絶な戦いのおかげで、地面を蹴ったり壁を殴ったりと、 スタンドパワーを生かした移動方法を承太郎は習得していた。 地面に着いたら後は徒歩で寮に戻り、ルイズの部屋の階に到着すると、 なぜかサラマンダーのフレイムが承太郎を待っていた。 「……こんな時間に何してんだ?」 「きゅるきゅる」 フレイムは承太郎の服の袖を咥えて、ついてこいとばかりに首を振る。 「…………」 とりあえず引っ張られるまま無言でついていく承太郎。 行き先はキュルケの部屋らしかった、部屋の戸が開きっぱなしだ。 入ると中は真っ暗で、フレイムの尻尾の炎の周囲だけぼんやり照らされている。 「扉を閉めて」 暗闇からキュルケの声がしたが、承太郎は声のした方を睨んで言った。 「用があるならそこからいいな。こんな真っ暗闇、普通用心するぜ」 「つれない人ね」 その言葉とほぼ同時に、承太郎の背後でドアが勝手に閉まる。 ギーシュも同じ事をやって見せていたから、キュルケの仕業だとすぐ解った。 さらに部屋の中に立てられたロウソクがひとつずつ灯っていく。 ロウソクは街灯のように承太郎とキュルケの間に道を作った。 薄明かりの中のキュルケはベッドに腰掛け、 セクシーなベビードールという下着姿で悩ましい視線を送っている。 「そんな所に突っ立っていないで、いらっしゃいな」 色っぽい声で誘われたが、承太郎は微動だにしない。 仕方ないからキュルケの方から立ち上がって、承太郎に歩み寄る。 メロンのような胸をゆっさゆっさと揺さぶりながら。 そのフェロモン爆発のバストを、承太郎は極普通に無視した。 自慢のバストで気を引こうとしていたキュルケは、ちょっと感心する。 「クールなのね。下心丸出しの男達とは……訳が違うって事ね」 「何の用だと聞いているんだ」 「……あなたは、あたしをはしたない女だと思うでしょうね」 「…………」 「思われても、仕方がないの。解る? 私の二つ名は『微熱』」 「それがどーした」 「恋してるのよ。あたし。あなたに、恋はまったく、突然ね」 「…………」 承太郎は呆れて退出しようとしたが、 逃がすまいとキュルケが承太郎の腕に抱きつく。 豊満な谷間が、承太郎の太い腕をしっかりと挟み込んだ。 その柔らかな感触を……承太郎は極自然に無視する。 「あなたが、ギーシュを倒した時の姿……。かっこよかったわ。 まるで伝説のイヴァールディの勇者みたいだったわ! あんなにすごい魔法、見た事がない。そのすごいパワーに痺れたのよ! 情熱! ああ、情熱だわ!」 「やれやれ……『微熱』が二つ名だってんなら、濡れタオルで頭でも冷やすんだな」 「いやん、あなたったらイジワルなのね。でもそこが素敵、今までにないタイプ! あなたが毎晩あたしの夢に出てくるわ。 だからフレイムを使ってあなたの様子を探らせたり……。 ほんとに、あたしってば、みっともない女だわ。そう思うでしょう?」 「解ってるならその手を離しやがれ」 「そうね……確かに私ははしたない、みっともない、惚れっぽい。 でもね、恋は突然だし、すぐにあたしの身体を炎のように燃やしてしま――」 と、キュルケが愛の言葉をささやいている最中、窓がノックされた。 キュルケは恨めしげに部屋の外を覗く。一人のハンサムな男の姿があった。 「ノックしてもしもぉ~し。待ち合わせの時間に君が来ないから来てみれば……」 「ベリッソン! ええと、二時間後に」 「話が違う!」 ここは三階、ベリッソンは魔法で浮いているらしい。 キュルケはうるさそうに、胸の谷間に差した派手な杖を取り出して振った。 ロウソクの火が大蛇のように伸び窓ごと男を吹っ飛ばした。 「まったく、無粋なフクロウね」 「おめー……女としての慎みってもんはねーのか」 「恋する乙女の情熱の前では慎みなんて些細なものよ!」 と、キュルケが再び口説き始めたら今度は窓枠が叩かれた。 見ると、悲しそうな顔でキュルケ達を見る精悍な顔立ちの男が。 「キュルケ! その男は誰だ! 今夜は僕とすごすんじゃなかったのか!」 「スティックス! ええと、四時間後に」 「そいつは誰だ! キュル――」 再び炎の蛇が窓に向かい、スティックスと呼ばれた男を吹っ飛ばす。 「ギーシュといい、てめーといい……貴族ってのは見境がねーのか」 「いいえ、あなたが特別なの! 本当に魅力的な人にこそ貴族は恋するのよ!」 と、キュルケがまたまた愛を紡ぎ始めると、窓枠から悲鳴。 三人の男が押し合いへしあいしている。そして三人同時に叫ぶ。 『キュルケ! そいつは誰なんだ! 恋人はいないって言ってたじゃないか!』 「マニカン!エイジャックス! ギムリ! ええと、六時間後に」 『朝だよ!』 「フレイム!」 キュルケはうんざりした口調でサラマンダーに命令。 きゅるきゅると鳴いてから、フレイムが窓枠の三人に炎を吐いて追っ払う。 「……あれだけの男を見せておいて、 まだ俺を口説き落とせるつもりじゃねーだろうな?」 「ええと、とにかく! 愛してる!」 キュルケは承太郎の顔を両手で挟むと、真っ直ぐに唇を突き出し――。 「オラァッ!」 頭突きを食らってひっくり返った。 承太郎は――アヌビス神の攻撃を頭突きでしのいだ事を思い出した。 「……やれやれだぜ」 と、今度は部屋のドアがノック無しでバタンと開く。 またか、と思い承太郎は入ってきた男を適当にぶちのめして退散しようと思った。 が、振り向いた先にいたのは女の子、ルイズであった。 「ななな、何これ!?」 承太郎のすぐ隣で、キュルケが下着姿で倒れている。まるで襲われたかのように。 しかも、倒れた拍子に下着がズレて、乳房が片方プルンッと出ていた。 「こっ、こここっ……この、エロ犬ー!」 ルイズの足が承太郎の股間に向かって蹴り上げられる! が、承太郎は片足立ちになったルイズに足払いをかける。 「あっ」 簡単にバランスを崩したルイズは廊下にズデンと尻餅をついた。金的蹴りも空振り。 「イタタタタ……何するのよ!」 「ルイズ、部屋に戻るぜ」 ルイズの横を通り抜け、承太郎はさっさとルイズの部屋に入っていった。 「あっ、ちょ、待ちなさい!」 こうしてこの晩、承太郎はルイズの誤解を解くのに睡眠時間を削り、 さらにヴァリエール家がツェルプストー家に恋人を寝取られまくった過去など、 憎らしげに語るルイズの愚痴に延々とつき合わされるハメになった。 そしてようやく話が終わり、承太郎はソファーに、ルイズはベッドに入る。 強力なスタンド使いと戦った後のように疲れ果てた承太郎はすぐ眠気に身を委ねたが、 完全に眠りに落ちる前にルイズが強がったような口調で質問してきた。 「ジョータロー。あんた、キュルケの胸、どう思った?」 「……くだらねー事を言ってねーで、とっとと寝やがれ」 「やっぱり大きい方がいい?」 「……俺は寝るぜ」 「……ムッツリスケベ」 ビシュッ! 承太郎のボールペンがルイズの枕に突き刺さった。 ルイズの耳との距離、およそ1サント。 「ひゃっ!? ななな、何するのよ! 危ないじゃない!」 「やかましい! 俺は疲れてるんだ、黙って寝ろ!」 こうして承太郎とルイズの睡眠時間はこの後もう少し削られる事となるのだった。
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (240x427) CV:赤羽根健治 ……えっと、ちょっとだけ、; そのままココにいて欲しいんだけど; プロフィール ステータス覚醒前 太陽ルート 月ルート 選択肢 プロフィール 出身国 宝石の国・オリブレイト ポリシー 悩みやストレスは、体を動かすことで解消! 趣味 体を動かすこと 癖 頬杖をつく 好きなもの 香辛料の強めの料理 嫌いなもの 勉強 ステータス 覚醒前 属性 キュート; レアリティ ★★★★★ コスト 14 最大レベル 60 能力 HP 攻撃 回復 初期 548 337 276 MAX 1,122 491 402 愛情突破 1,426 624 511 リーダー 名前 王子様のアイス 効果 青・黄属性の攻撃力を35%UP スキル 名前 マスカットアイスバー 効果 青・黄ピースを消す 特大 発動まで お別れ ゴールド リングのかけら 太陽ルート +外見。ネタばれ注意 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (200x355) 属性 キュート; レアリティ ★★★★★★ コスト 21 最大レベル 70 能力 HP 攻撃 回復 初期 1,010 466 382 MAX 1,369 599 430 愛情突破 リーダー 名前 1スプーンのアイス 効果 赤・黄属性の攻撃力を50%UP スキル 名前 プリンスメロンソルベ 効果 赤・黄ピースを消す 極大 発動まで お別れ ゴールド リングのかけら 月ルート +外見。ネタばれ注意 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (200x355) 属性 キュート; レアリティ ★★★★★★ コスト 21 最大レベル 70 能力 HP 攻撃 回復 初期 1,010 466 382 MAX 1,246 633 446 愛情突破 リーダー 名前 アイスの誘惑 効果 青・黄属性の攻撃力を50%UP スキル 名前 オン・ピスタチオ 効果 青・黄ピースを消す 極大 発動まで お別れ ゴールド リングのかけら 選択肢 タイトル 選択肢 変動値 意気込んだ視察 見た目も大切 月+8 やっぱり味重視 太陽+8 青息吐息の試食会 リド、ありがとう 太陽+4 楽しいね 月+4 ありがとう 月+8 恥ずかしいよ 太陽+8 腹痛とデート うん 太陽+12 でも 月+12 キラキラ 良かったね 月+16 アイデアが浮かんだ? 太陽+16
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J 大動脈炎症候群〈高安動脈炎〉 100F53 26歳の女性。会社の定期健康診断で高血圧を指摘され来院した。脈拍 72/分,整。血圧 176/98mmHg。心雑音はない。上腹部に血管雑音を聴取する。血液所見:赤血球 450万,Hb 13.4g/dl,Ht 42%,白血球 4200。血清生化学所見:尿素窒素 16mg/dl,クレアチニン 1.0mg/dl,総コレステロール 160mg/dl,Na 142mEq/l,K 3.0mEq/l,Cl 98mEq/l,アルドステロン 60ng/dl(基準 5~10),血漿レニン活性 16ng/ml/時間(基準 1.2~2.5)。 考えられるのはどれか。 a Liddle症候群 b Bartter症候群 c 大動脈炎症候群 d 甲状腺機能亢進症 e 原発性アルドステロン症 × a × b ○ c × d × e 正解 c 診断 大動脈炎症候群による腎血管性高血圧 99H19 18歳の女子。1か月前から微熱と関節痛とが続くため来院した。上肢で測定した血圧は右 128/70mmHg,左 96/56mmHgである。左上胸部,頸部両側および上腹部に血管雑音を聴取する。尿所見:蛋白(-),糖(-)。血液所見:赤沈 50mm/1時間,赤血球 420万,白血球 10200。血清生化学所見:総蛋白 7.2gノdl,アルブミン 3.6g/dl,尿素窒素 14mg/dl,クレアチニン 0.5mg/dl。CRP 5.2mg/dl。 最も考えられるのはどれか。 a 結節性多発動脈炎 b Wegener肉芽腫症 c 側頭動脈炎 d 高安病 e Behcet病 × a × b × c ○ d × e 正解 d 診断 高安病
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Player score 1st カルビ 999(⑩99) バイオリン ☆9 ファットリード ☆9 シンセベル ☆5 ピアノ ☆9 ロックオルガン ☆9 OD・ギター① ☆8 OD・ギター② ☆8 ロックギター ☆8 ピックベース ☆8 ロックドラム ☆10 ☆合計75
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原曲・橋本みゆき 作詞・畑亜貴 作曲・黒須克彦 編曲・大久保薫 TVアニメ『アイドルマスター XENOGLOSSIA』初代OP曲。 【登録タグ 2007年の楽曲 J-POP アイドルマスター アイドルマスター XENOGLOSSIA アニソン 橋本みゆき】 カバーした声優 井口裕香
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#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (240x427) CV:佐々木篤 …そんなに僕に出かけて欲しいなら、; 行ってやってもいい; プロフィール ステータス覚醒前 太陽ルート 月ルート 選択肢 プロフィール 時の国・クロフォードの王子。頭脳明晰で、人生をゲームだと思っている。 部屋に引きこもることが多く、不摂生。 夏の暑い日に、美味しいアイスを求めてアマレナへ行くことになった。 出身国 時の国・クロフォード ポリシー 趣味 データ計算 癖 体育座り 好きなもの 花畑 嫌いなもの この世 ステータス 覚醒前 属性 クール; レアリティ ★★★★ コスト 8 最大レベル 50 能力 HP 攻撃 回復 初期 381 239 225 MAX 423 399 愛情突破 917 562 531 リーダー 名前 夏に外に出るなんて 効果 青属性のHPと回復力を20%UP スキル 名前 レアコラボパーカー 効果 下部のピースを消し、爆弾を追加する 発動まで お別れ ゴールド リングのかけら 太陽ルート +外見。ネタばれ注意 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (200x355) 属性 クール; レアリティ ★★★★★ コスト 12 最大レベル 60 能力 HP 攻撃 回復 初期 707 480 420 MAX 愛情突破 リーダー 名前 トッピングし放題! 効果 青属性のHPと回復力を25%UP スキル 名前 アイスファイズ 効果 下部のピースを消し、爆弾を追加する 発動まで お別れ ゴールド リングのかけら 月ルート +外見。ネタばれ注意 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (200x355) 属性 クール; レアリティ ★★★★★ コスト 12 最大レベル 60 能力 HP 攻撃 回復 初期 707 480 420 MAX 愛情突破 リーダー 名前 お腹を冷やすとは! 効果 青属性のHPと回復力を25%UP スキル 名前 ポンポンペイン 効果 下部のピースを消し、爆弾を追加する 発動まで お別れ ゴールド リングのかけら 選択肢 タイトル 選択肢 変動値 ドライへの提案 このままじゃ体に悪い 月+6 たまには気分転換に 太陽+6 審査結果 もちろん 太陽+3 行ってみないとわからない 月+3 ひとりで行く 太陽+6 諦める 月+6 氷菓の国へ 楽しいですか? 月+12 旅行に来てよかった 太陽+12